当たり前って何だろう?
「当たり前」ってなんだろうって思ったことを思い出したので、描いてみますー
大学に入ってすぐの話
高校時代に仲が良かった友達と電話しました。
その子は今まで私があった中でも5本の指に入る頭のいい子です。
まさに何でもできる出木杉くん。(スポーツ以外は)
久しぶりに彼と話した時に彼のアレルギーに関しての話になりました。
彼は乳製品のアレルギーで、毎回ご飯を食べる時に原材料を見て、乳製品が入っているかを確認して食べるんです。
ご飯屋さんに行っても、店員さんに乳製品を使っているか全部確認します。
そうしないと、アナフィラキシーという症状が出て、下手したら死んでしまうというのです。
そのため、いつも私に「もし俺が痙攣を始めたら、カバンから注射器出してすぐにさして」って話していました。
乳製品を食べられないってかわいそうだなと思って、牛乳とか、ケーキも食べられないし残念だねーと話しました。
しかし彼の言葉は、「それが当たり前だからね。何とも思ってないよ」でした。
私の当たり前は「乳製品は美味しいもの」でしたが、彼の当たり前は「乳製品は食べないもの」でした。
人によって当たり前って違うんだなと深く痛感しました。
乳製品を今まで食べてこなかったから、それが当たり前なんですよね。
食べたことがないから、なくても問題ない。
自分にとっての当たり前を押し付けるのはダメだなと感じた瞬間でした。
「当たり前」って言い換えると「体質」とも言えると思います。
体質って自分にとって当たり前のもの。
自分にとっての体質は今までの経験や知識で作られたものです。
それをもう一度見直してみよう。
そして自分にとって良い体質って何なのかをもう一度、知りたいと思った今日この頃です。